事例
原因
ごく一部のタイルは焼成温度を低く製造し、タイル表面のガラス質が弱いものがあります。その場合、釉薬の金属分とカビ取り剤の成分が反応して変色する場合があります。また、タイル表面に何らかの要因によって付着した微量の金属(鉄、銅)が塩素系カビ取り剤(次亜塩素酸ナトリウム)で酸化されて着色した可能性も考えられます。
回復方法
「おふろのルック みがき洗い」などの液体クレンザーで根気よくこすってください。それでも落ちない場合は、還元系漂白剤または液体酸素系漂白剤(酸性)を塗布することで回復することがあります。
予防方法
変色はタイルそのものの性質や表面に微量の金属分(鉄、銅)が付着していたためと考えられますが、金属がどこからきたのか明確ではありません。したがって現時点では有効な防止策はありません。