事例
衣料: | ブラウス |
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素材: | ポリエステル 100% |
原因
汚れの多い衣料から落ちた汚れが、一緒に洗濯した他の衣料に再付着して汚染した。
回復方法
液体酸素系漂白剤と洗剤を溶かした液に2時間以内でつけ置き洗いをしましょう。但し状況によっては回復は難しいです。
防止方法
・汚れのひどい衣料と、汚れの軽い衣料は分けて洗いましょう。
・洗剤は容器に表示してある「使用量の目安」の量を使いましょう。
・汚れがひどい場合は、やや多めに洗剤を使ってください。
・洗濯物は洗濯機の表示容量の約7~8割を目安にし、詰め込みすぎないでください。
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洗剤の働き:
洗剤の主成分である界面活性剤には、汚れを落とす働きの他に、衣料から取り除いた汚れが再付着しないようにする働きがあります。しかし、使用する洗剤の量が少ないと、この再付着防止作用がなくなるので、規定量を使用することが大切です。
化学繊維の特徴:
ポリエステルなどの化学繊維は親油性であるため、油などの汚れを吸着し易く、汚れの多い衣料と一緒に洗濯した場合には、洗濯液中にある汚れを再付着することがあります。