衣料に柔軟効果を付与する陽イオン性界面活性剤です。
エステル型ジアルキルアンモニウム塩は生分解性に優れており、環境への負荷を低減させることが可能です。
柔軟剤(柔軟仕上げ剤)の主成分である陽イオン性界面活性剤は、油になじみやすい親油基と水になじみやすい親水基から出来ています。繊維に陽イオン性界面活性剤が付くと親油基の部分が潤滑油の働きをして、繊維同士のすべりを良くするので、ふっくらやわらかく仕上がります。また、すべりが良くなることで静電気が発生しにくくなります。さらに、陽イオン性界面活性剤の親水基の部分がアースの働きをして、静電気を逃すため、発生した静電気がたまらないのです。
〈効果のメカニズム〉